胃がんの初期症状発見の難しさ

食欲不振、胃もたれ、ゲップ等は胃がんに限らず他の消化器系疾患や、日常の食生活の乱れでも起こり得る症状である。

胃がんの初期症状発見の難しさ

胃がんの初期は殆ど自覚症状が無い

日本人に多い胃がんは、肺がんに次いで多く、黒色便や異常な体重減等の症状が顕著になってから胃がんが確認されては手遅れの場合が多く、疑わしい症状が出たら専門医の診察を受けて早期発見、早期治療を受けることが肝要である。胃がんは戦前から日本人には突出して発症が多く、塩分の摂り過ぎが主な原因と言われている。減塩食の普及で塩分由来の胃がんは減少傾向にあると言われるが、動物性食品の摂取増加等での罹患が増えていると言われる。

胃の不快感、食欲不振、吐き気、体重減、貧血等の症状は、食べ過ぎ等の食生活の乱れでも起こりやすく、胃潰瘍や腸の疾患でも起こり易いので、胃がんの自覚症状として特有のものではないが、これらの症状の悪化に黒色便が加わったら、胃がんを疑い専門医の診察を受ける必要がある。日本人は塩分の摂取が多く、減塩食の必要性が強調されているが、家庭での調理への塩の使用を減らす他に、味噌、醤油、漬物、梅干等の加工食品や調理食品に含まれるえんぶんも計算に入れて摂取量を減らすだけでなく、野菜、果物、藻類等塩分の体外排出に有効な食材の摂取を心がける必要がある。

食生活とは別に、喫煙の影響が重視されなければ、胃がんの減少は望めないと思われる。胃がんは胃の粘膜にできる悪性腫瘍であるが、たばこの煙に含まれる有害物質が粘膜を刺激してがんの原因を作り出すと言われる。がん発症のメカニズムは未解明な部分が多いが、肺がん始め多くのがんに喫煙が関わっていることは明らかであり、健康阻害要因である喫煙を減らすことが必要である。

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